公開日:2021年2月11日
更新日:2021年5月13日
わからないと恥ずかしい?!とりあえず使える敬語【10選】
職場で「言葉遣いが悪いよ」と言われて困っていませんか?
どんな言葉遣いをすればいいのかまでは教えてくれる人は少ないのではないでしょうか。
わからなくて恥ずかしい思いをする確率を少しでも下げられる敬語を10個まとめました。
- 社会人になりたての人
- 言葉遣いを注意される人
- 上下関係が厳しい職場の人
- ありがとうございます
- かしこまりました / 承知しました
- 申し訳ございません
- お疲れ様です
- いつもお世話になっております
- 恐れ入りますが
- 拝見しました
- 申し伝えます
- お掛けください
- ご自愛ください
1.ありがとうございます
相手に何かしてもらった時に使う敬語です。
使うタイミングが非常に多い敬語になります。
職場の通路で道を譲ってもらったとき
あ、すみません
ドアを開けてもらったとき
あ、どうも
とか言ってませんよね?
もしも例のような言葉遣いをしているのなら要注意です。
言葉遣いの悪い人や謝ってばかりの人というレッテルを貼られてしまいます。
ありがとうございます!
と言えた方が相手の印象がよくなること間違いなしです!
2.かしこまりました / 承知しました
上司や先輩に頼まれごとをされたときに使う敬語です。
これコピーお願いね
了解っす~
この使い方は目上の人に対しては失礼です。
「了解しました」と敬語らしくして使う方を見かけますが間違えです。
これコピーお願いね
承知しました
目上の方に対しては「かしこまりました/承知しました」が正解です。
使いやすい方を日頃から意識して使いましょう。
3.申し訳ございません
相手に対して謝るときに使う敬語です。
「申し訳ありません」も同じ意味です。
「申し訳ございません」は「申し訳ありません」をより丁寧にした言葉なので場面に応じて使い分けましょう。
納期が遅れているぞ
申し訳ございません
目上の方やお客様に謝罪するときには「申し訳ございません」の方がより丁寧な言い方です。
4.お疲れ様です
仕事が終わり退勤するときに使う敬語です。
相手をねぎらう言葉です。
「ご苦労様です」は目上の人が使う言葉なので間違って使わないように注意しましょう!
また社外の人には「お疲れ様です」はあまり良い印象を与えません。
「お世話になります」「お世話になっております」等の言葉を使いましょう。
ご苦労さまです
お疲れ様でございます
社長に使う場合は「~ございます」を使います。
5.いつもお世話になっております
相手に「面倒をみてもらってありがとう」を伝える敬語です。
初対面の場合には「お世話になります」を使います。
お世話になっていない相手に使わないように注意しましょう!
いつもお世話になっておりまーす
お世話しとらんよ、はじめて
相手に不信感を与えてしまう恐れがあります。
6.恐れ入りますが
相手に依頼や感謝を伝えるときに使う敬語です。
「恐れ入りますが~して頂けますか」
「恐れ入りますが、お名前を伺ってもよろしいでしょうか」
クッションとして使います。
感謝を伝えるときには以下のようになります。
君、今回の成績はとてもよかったね
恐れ入ります
7.拝見しました
資料や文書を見たときに使う敬語です。
「拝見致しました」は二重敬語で間違えなので注意しましょう。
この前の資料には目を通してくれたかね
拝見しました
8.申し伝えます
外部の相手から伝言を頼まれたときに身内に伝えることを表す敬語です。
[外部の相手]
↓
[自分]
↓
[身内の人]
この流れのときに使います。
そうでない場合は「お伝えします」を使います。
では、〇〇社長にお伝えください
はい、そのように申し伝えます
9.お掛けください
椅子に座ってもらうときに使う敬語です。
「お座りください」は犬の『お座り!』を連想させるのでNG!
いらっしゃいませ、こちらにお掛けください
10.ご自愛ください
メールや手紙の最後、結びの言葉として使う敬語です。
「自愛」には『自分の体を大切する』という意味があります。
「お体にご自愛ください」と間違った使い方をしないように注意しましょう。
「お体に自分の体を大切にしてください」という意味の分からないことになってしまいます。
「慈愛」ではないのでこちらも間違えて使わないように気をつけましょう。
寒さ厳しき折、どうぞご自愛ください
まとめ
- ありがとうございます 感謝の敬語
- かしこまりました / 承知しました 了承するときの敬語
- 申し訳ございません 謝罪の敬語
- お疲れ様です ねぎらいの敬語
- いつもお世話になっております 面倒をかけるときの敬語
- 恐れ入りますが 依頼や感謝の敬語
- 拝見しました 見たことを伝える敬語
- 申し伝えます 伝言することを伝える敬語
- お掛けください 椅子に座ってもらうときの敬語
- ご自愛ください メールや手紙の最後に使う結びの敬語
敬語が使えないと先輩に怒られたり、お客様に怒られたり、第3者からの評判が悪くなったり。
使うのは慣れが必要で面倒ですが、使えて損はしないと思います。
仕事で人と話す機会が多い場合は少しずつでも使えるようにしていきましょう。
注意はされるけど、教えてもらえないことが多い敬語。
注意される前に使いこなせるように頑張りましょう!
敬語を使って成長
言葉使いひとつで評価が下がるのは勿体ない。
少しずつ使えるようにしていきましょう。
日本では言葉遣いや態度はまだまだ重んじる文化だと思います。
自分の勤め先の環境に合わせて使っていきましょう。
私も新人の頃はずいぶん言葉遣いを注意されました。
それでも周りの人は教えてくれない、注意してきた人も対して使えている気がしない。
そう思って本を読んだり、ネットで検索して少しずつ使えるようになってきました。
まだまだ練習中の身ですが、周りの対応も新人の頃に比べて良くなったように感じます。
「言葉遣いができる人=敬語が使える人」っていうのが一般的な概念なのではないでしょうか。
今では言葉遣いで注意されることは殆どありません。
自分が使えるようになったら、周りの人に教えてあげましょう!
アウトプットして定着させるいい機会です。
明日から実践!
使えてないと思った人は明日から実践していきましょう!
使いやすいのは「ありがとうございます」ではないでしょうか?
感謝する場面で「すみまんせん」を使うのは封印しましょう。
謝ってばっかの人から抜け出して、感謝する人へ。
「とりあえず、使える敬語を10個」をあげてみました。
敬語には「尊敬語」「丁寧語」「謙譲語」など種類があります。
しかし知識があっても使えなければ意味がありません。
調べながら覚えていけばいいのではないのでしょうか。
現場で使って良いビジネスライフを!
ここまで完読ありがとうございました。
使える情報を発信できればと思ってます。
これからもよろしくお願いします!
ご自愛専一にお過ごしくださいませ